「どすこいすしずもう」が面白い3つの理由
アンパンマン、機関車トーマス、しまじろうなどなど。昔から子どもたちを夢中にさせる鉄板番組に僕たちはどれだけ助けられてきたことでしょう。
そんな子育ての見方とも言えるべき番組ラインナップにずずすいっと入ってきたのが「どすこいすしずもう」です。
4人の子どもたちの子育てを経験してきた僕のおすすめする期待の新アニメ「どすこいすしずもう」について掘り下げていきます。
どすこいすしずもうってなに?
原作はアンマサコさんの絵本「どすこいすしずもう」です。アニメは、2021年4月からテレビ神奈川などで放送されています。
寿司ネタごとに個性的なキャラクターがいて、すし力士として登場し、すもうをとります。おおとろやま、たまごのさと、くるまえびぞう・・・・など、個性的な力士がいっぱいです。アンパンマンのようにさまざまなキャラクターが出てくる点は、子どもの心をうまく掴んでいるような気がしますね。
毎回、二人の力士が登場し闘います。1話1試合といった感じです。
〝すしネタ〟の特性を生かした戦い方で、ハラハラドキドキ。行司は「わさび」、がりアナウンサーと我が子も食い入るように見ています。
どんな魅力がある?
「どすこいすしずもう」の魅力を考えてみました。
長年子どもの成長とともにさまざまなテレビ番組を目にしている僕としては、鉄板番組にも見受けられる3つの魅力があると思います。
- 工夫や努力などで戦いや自分に勝つ
- キャラクター個性が作品の重要なファクターになっている
- 分かりやすくリズム感の良い歌
この3つが揃っているものには、たいていの子どもは食いつきます。
アンパンマン、トーマス、プリキュア、普遍的な人気を誇っている作品たちも思い返せばそうだと思いませんか。
それぞれ見ていきます。
「工夫や努力で戦いに勝つ」
たまご巻きの力士「たまごのさと」はネタである卵焼きを振り回して勝利したり、かっぱ巻きの力士「かっぱのきゅう」は、中身のキュウリを使って攻撃したり、と「すしずもうでは」それぞれ自分の持ち味をうまく使って勝負に挑むんですね。
この取り組みの駆け引きが、大人が見ていても結構おもしろい。ある意味なんでもありの勝負には、子どもも夢中。役に立つか分からないけど、すしネタの勉強にもなりますね。
毎回登場するキャラクターの持ち味が楽しめるのが子どもにはストレートで分かりやすいのだと思います。
「個性的なキャラクター」
「すしずもう」には、お寿司屋さんでおなじみのネタを乗せた力士がたくさん出てきます。アニメ版では主軸となるキャラが数人ですが、なんと本当は47都道府県すべてにちなんだ力士がいるのです。
全部並べると以下の通り。
- ほったてのかい 北海道出身
- おおとろやま 青森県出身
- うにのはな 岩手県出身
- イクラまる 宮城県出身
- えんがわふじ 秋田県出身
- ひらめのひら 山形県出身
- あなごのいわ 福島県出身
- なっとうまきのまめ 茨城県出身
- かんぴょうまる 栃木県出身
- かっぱのきゅう 群馬県出身
- あぶらあげさと 埼玉県出身
- はまぐりたろう 千葉県出身
- たまごのさと 東京都出身
- しらすまる 神奈川県出身
- のどぐろやま 新潟県出身
- ますのしま 富山県出身
- あまえびおう 石川県出身
- えちぜんのかに 福井県出身
- おまつりやま 山梨県出身
- はまきのまき 長野県出身
- あゆのいわ 岐阜県出身
- おちゃかいせつしゃ 静岡県出身
- わさびぎょうじ 静岡県出身
- うなぎのまき 愛知県出身
- あわびおう 三重県出身
- ふなずしのづし 滋賀県出身
- さばのしん 京都府出身
- はこどうらく 大阪府出身
- たこのつぼ 兵庫県出身
- かきのはうら 奈良県出身
- きんめひかり 和歌山県出身
- まつばがにのりゅう 鳥取県出身
- かれいりゅう 島根県出身
- さわらのかぜ 岡山県出身
- かきのうみ 広島県出身
- ふぐのさと 山口県出身
- たいりゅう 徳島県出身
- はまちのはま 香川県出身
- さざえだけ 愛媛県出身
- がりアナウンサー 高知県出身
- めんたいびゃっこ 福岡県出身
- いかのしん 佐賀県出身
- いわしりゅう 長崎県出身
- くるまえびぞう 熊本県出身
- さばのせき 大分県出身
- とびこまる 宮崎県出身
- かつおのしゅん 鹿児島県出身
- うみぶどうやま 沖縄県出身
それぞれ特産と関係しているようですね。
自分の県の力士がいると応援したくなるという心理も、たくさんキャラクターがいるメリット。ファンが付きやすいから人気がでる。グッズの売れ行きにも影響してきそうです。
ちなみに海外出身の力士もいます。
スイッチが入ると「あぶりサーモンざくら」に変身するサーモンざくらがおもしろい。まだアニメにすべての力士が登場しているわけではありませんが、この先が非常に楽しみになります。すしずもうブームが来るのか。
「分かりやすくリズム感の良い歌」
「すしずもう」のOP、ED主題歌を歌うのはケロポンズです。
昔「エビカニクス」で子どもと大人の心をつかんだデュオが、耳障りの良い歌声で楽しいリズムを刻んでくれます。
OP主題歌「Sushi Sushi Show!」
歌:どすこいキッズwithケロポンズ
ED主題歌「どすどすどすこい!」
歌:ケロポンズ
両曲ともに一度聞いたら耳に残る、子どもが喜びそうな音楽で、3歳の息子もずーっと口ずさんでいます。
作品の内容も大切ですが、歌もその作品の重要な要素。
誰もが口ずさんでしまう、ノリの良さがしっかりと備わっています。
以上3つがすしずもうの最大の魅力ではないでしょうか。
過去の伝説的番組にも引けをとらない実力を持っている「どすこいすしずもう」は、2022年新たにブームを作ってくれそうな予感です。
視聴方法は?
だれでも簡単に見るには、インターネット放送がおすすめです。
Amazonプライム・ビデオ、dアニメストア、FOD、Hulu、Rakuten TV、U-NEXT、クランクイン!ビデオ、ニコニコチャンネル、バンダイチャンネル、ビデオマーケット、プレイリーキッズ、abemaTVなどで視聴できます。
過去の放送もまとめて見ることができるVODサービスがおすすめです。
イチオシは、そのほかのamazonサービスがとても魅力的なAmazonプライム・ビデオ。
プライム商品は送料無料、amazonフォトや音楽サービスなどなど年間4900円で信じられないお得なサービスが付いてきます。もはや一家に1アカウントはあった方が良いと定番サブスクですね。
もう一つのおすすめは、Huluです。
海外ドラマに強いVODですが、なんとアンパンマンが見えるのが魅力的。
子どもを持つ親なら強い味方になってくれます!
まとめ
期待のアニメ「どすこいすしずもう」について紹介しました。
定番人気番組に見られる傾向をしっかりと押さえている点、これから注目していきたい要素です。軽快な主題歌、個性的なキャラクター、1話5分ほどの短いストーリーととても見やすい作品です。
一度見てみる価値はありますよ。